JMAからのお知らせ
新年のご挨拶 New Year’s Message
English below.
謹んで初春のお慶びを申し上げます。
2025年は日本代表選手を決めるモルック日本選手権を行いました。本年も引き続き真の日本一を決める日本選手権大会を開催し、継続して皆様により一層ご満足いただけますよう展開して参ります。一方で、理事の解任もあり、モルック愛好家の皆さまならびに関係各所に多大なるご迷惑をおかけしたことをあらためて深くお詫び申し上げます。協会のガバナンスを強化し、健全な組織作りをして参ります。今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
2025年について
昨年の目標は下記の通りでございました。
1)日本モルック選手権の開催
2)ハンディキャップモルックの普及
3)モルックの認知度向上
1)日本モルック選手権の開催
2025年春、全国を6ブロックに分け、全19回の地方予選を行いました。この選考プロセスには全国各地から多数の選手が参加し、モルックへの関心の高まりを実感いたしました。
本戦は2025年6月22日、静岡県御殿場市の高根ふれあい広場にて開催されました。御殿場市は「モルックの聖地」を目指して積極的にモルック振興に取り組まれており、スポーツ庁の「スポマチ!表彰2024」を受賞された経緯もございます。このような熱意ある地域での開催となりましたこと、改めて御殿場市の皆さまに感謝申し上げます。
日本選手権の注目ポイントは、JMAでは初となる公式戦での個人戦であること、そして上位3名がモルック世界大会の日本代表選手として、日本チームとして国別対抗戦に出場できることです。選手登録した選手のみが出場できるセミクローズドの大会として、まさに真の日本一を決める大会と自負しています。本戦には地方予選を勝ち抜いた120名の精鋭が集結し、富士山を望む素晴らしい環境のもと、1日を通して白熱した戦いが繰り広げられました。この大会で選出された日本代表3名は、2025年8月にポーランドで開催された世界大会の国別対抗戦に出場しました。
一方で、急造チームであること、チーム練習が十分できないことなど、課題も表出しました。日本代表チームの選考方法については、公式大会のチーム戦における上位チームを選ぶべきか、直前強化合宿をすべきか、など引き続き検討を重ねる必要があります。世界大会の国別対抗戦において日本はまだ優勝しておりません。皆さまと共に国別対抗戦においても日本の優勝を実現できるよう、協会も全力で取り組んでまいりますので、ご支援よろしくお願いいたします。
2)ハンディキャップモルックの普及
ハンディキャップモルックの普及は、様々な障がいに応じた配慮が必要であり、すべてを同時に進めることはできません。2025年は、日本でデフリンピックが開催されたこともあり、聴覚に障がいのある方々を対象としたデフモルック大会の開催に注力いたしました。
2025年4月27日に山形県にて、同年10月5日に大阪府にて、デフモルック交流大会を開催いたしました。聴覚に障がいのある方々にも好評をいただき、全国各地で聴覚に障がいのある方々がモルックをはじめて下さっていると伺っております。また、健聴者の方も手話を始めるきっかけとなり、誰とでも楽しく一緒にモルックができる環境を体験することができました。協会も、インクルーシブなスポーツ環境の実現に向けて多くの気づきを得ることができました。引き続きデフモルックの普及ならびに定着を目指してまいります。
さらにゴールドパートナーであるOHSサプライ合同会社様の全面協力のもと「モルック届けるプロジェクト」を実施いたしました。このプロジェクトでは、全国約200ヶ所の障害福祉サービス事業所、高齢者施設、特別支援学校などにモルックセットを無料配付いたしました。モルックに触れる機会がなかった方々に、ユニバーサルスポーツとしてのモルックを体験していただくことができました。
3)モルックの認知度向上
2025年は約300件のイベント支援を行い、多くの方にモルックを体験していただき、認知度向上につながりました。また積極的にアンバサダーの皆様とモルックをする機会を創出し、多くの方にモルックの魅力を知っていただくことができました。
子どもたちへの普及という観点では、画期的な出来事がございました。2025年12月19日、小学館様の新雑誌「コロちゃお」より、やましたれお先生の「もるるる」というモルック漫画の連載が開始となりました。コロコロコミックとちゃおという小学館を代表する2つの児童向け雑誌が協力した新雑誌への掲載は、子どもたちへの認知度向上に大きく貢献するものと期待しております。
一方で、子どもたちがモルックできる環境を整えるためには、安全に対する規約・規程の整備が急務となっております。こちらも、誰とでも楽しく一緒にモルックができる環境を進めていくための重要な取り組みとして推進してまいります。
2026年について
本年の目標は以下の通りでございます。
1)全国各地、すべての地域へのモルックの普及・浸透を図る
2)未成年者への安全なモルック活動支援
3)アジアにおけるモルックの普及・プレゼンス向上
1)全国各地、すべての地域へのモルックの普及・浸透を図る
皆さまのおかげをもちまして、モルックの認知度は毎年1.6倍ずつ増加し、国内のモルック愛好者は264万人を超える状況となっております。これは皆さまのご支援とご尽力の賜物であり、心より感謝申し上げます。
一方で、各都道府県ならびに地域によって、モルックの普及状況についてばらつきが目立ち始めました。各都道府県協会と協業して、都道府県内でのモルック普及の均霑化を進めてまいります。また、都道府県協会がまだ設立されていない地域においては、JMAが積極的に関与して、モルック普及を継続してまいります。公式大会の開催地を毎回変更している理由は、各地域でのモルック認知度向上ならびに愛好者を増やすという目的があります。地域の皆さまと協力しながら、日本全国どこでもモルックが楽しめる環境づくりを進めてまいりますので、皆さまのご支援をお願いいたします。
2)未成年者への安全なモルック活動支援
未成年者へのモルック活動については、成年と異なり責任の所在など法律的な観点からもしっかり整備が必要です。モルックは比較的安全なスポーツではありますが、木製の用具を使用するため、接触すればケガをする可能性があります。未成年者への安全配慮を明文化し、誰でもどこでも安全・安心できるモルックができる環境の整備を行ってまいります。保護者の皆様、教育関係者の皆さまにも安心していただけるような規約・規程の策定を進め、子どもたちが健全にモルックを楽しめる環境を作ってまいります。
3)アジアにおけるモルックの普及・プレゼンス向上
世界の人たちと対話することもJMAの理念の1つです。世界大会の中心はこれまでヨーロッパでしたが、アジア諸国においてもモルック活動が広がってきております。2025年の香港大会にJMAから2年連続で出場したことで、香港モルック協会の方たちとの関係をより一層深めることができました。今後はこの輪をさらに広げ、アジアにおけるモルックの普及を推進し、世界の中でもモルックが活発な地域としていく足がかりを作りたいと考えております。アジア各国のモルック協会と連携を強化し、アジア地域でのモルック振興に貢献してまいります。
2026年も、JMAは「誰もが楽しめるユニバーサルスポーツとしてのモルック」という理念のもと、モルックの普及と発展に全力で取り組んでまいります。年齢、性別、障がいの有無に関わらず、すべての人がモルックを通じて交流し、楽しむことができる社会の実現を目指してまいります。
引き続き、皆様のご支援ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年元旦
代表理事 八ツ賀秀一

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