投げる棒のことをモルックという。
下手投げを行うのが基本。
木製のピン。モルックを投げて
スキットルを倒す。
モルックを投げる位置を示す。
地面において使用します。
※なくてもOK。
モルックを投げて倒れたスキットルの内容によって、
50点ピッタリになるまで得点した方が勝ち!
モルックを投げる地点にモルッカーリを置き、そこから3~4m離れたところにスキットルを右の図の順番に並べます。これがゲームスタート時の配置です。
投擲時にモルッカーリに触れたり、踏み越えるとファウルとなり0点となります。
2チーム以上で対戦しますので投擲順を決め、順番にモルックを投げてスキットルを倒します。
このとき複数本のスキットルが倒れた場合は、「倒れた本数=点数」となります。
1本しか倒れなかった場合は、「倒れたスキットルに書かれている数字=点数」となり、先に50点先取した方の勝利となります。
スキットルは、倒された地点で再び立てられます。
スキットルはゲームが進むにつれて広がり、倒すのが難しくなってきます。いずれかのチームが50点を先取した時点でゲーム終了となります。
スキットルが完全に倒れていない
(重なって地面についていない)
場合はカウントしません。
50点を超えて得点した場合、
25点へ減点され、
ゲームは継続されます。
3回連続スキットルを倒せず、
失投した場合0点と記録され、
失格となります。
3試合の累計などで勝敗を決める際に、同点になった場合に行われます。
普及活動をするにあたっては、Tactic社製の「Mölkky®」(正規品)を使用すること。
日本での製造および販売に関してJMAは許認可する立場にないこと。
各個人、各地域における「Mölkky®」(正規品)を使用した遊戯、大会等に、JMAの許可等は不要であること。
上記理念に従い、JMAでは、基本原則としてTactic社製の「Mölkky®」(正規品)を使用して練習、大会を行っており、自製、他製問わず、正規品以外を使用することはしておりません。
輸入を含めた販売についても、JMAは関与していません。また、いくつかの地域等で自製もしくは他製のモルック類似品を製造・販売しているようですが、それらに対して、JMAとしては賛成・反対どちらの立場でもありません。
将来的には日本での生産・販売することがコストダウンに繋がり、日本での競技の普及には必要と考えます。
これに対しては、毎年の世界モルック会議ならびにTactic社との直接対話の場において話合いを継続していますが、その一方で、わたしたちJMAはフィンランドの伝統・文化を引き継ぐ役割も担っており、異なった名称・製品等で、他国の文化を誤って広めないように細心の注意を払って活動しております。
以上ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
(2021年5月18日現在:毎年世界モルック会議が開催されますので、改訂・更新があることをご了承ください)