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レポート

【モルック世界大会2019@サモエンヌ(フランス)】~ TEAM JAPAN 奮闘記 2/3(8/17) ~

■8月17日(Sat)

いよいよこの日から世界大会の本戦がスタート。
日本からは以下の4チームが参戦しました。

 ●Team Japan King of Molkky(森田・金井・南川・山口・山根・石塚):グループ4
 ●Team Japan Human Bridge(佐々木(拓)・佐々木(蓮)・赤田・鈴木):グループ6
 ●Team Japan Legend(大崎、桑原、松田(奈)、尾曲、神尾):グループ8
 ●Team Japan Sakura(八ツ賀会長、中井、柏田、河野、池永、石井):グループ16

まずは1stラウンド。

1stラウンドの試合形式は、参加176チームを8チームごとの22グループに分け、グループ内での総当たり形式です。

各試合で2ゲームを行い、2勝で2pt11敗で1pt2敗で0ptとなり、ポイント数で順位を決定します。(当初は2勝で3ptとなっていましたが、パンフレットとホームページで記載が異なっていたことから、2ptとなりました。)

各グループの上位5チーム(5×22110チーム)と、6位のチームのうちの上位18チームの計128チームが2ndラウンド進出となります。

グループごとに4コートずつ割り当てられていたので、昨日のダブルス同様、ここでも休みなく試合が行われていくことになります。グループ内の試合の順序も決まっていないので、対戦していないチームを探しながら、各チーム協力しながら進行していきます。

試合は午前組と午後組に分かれ、まずはグループの番号が小さい3チーム(King of MolkkyHuman BridgeLegend)が午前組で試合に臨みました。

試合のないチームの選手は応援やスコアの記録などを行っていましたが、コートが広く各グループのコートが分散していることや、国内と違い自由にスマホなどでやり取りができない状況なので、情報の収集が難しい、というのが実情です。LINEFacebookTwitterなどを駆使して情報を集めていた国内の人のほうが、情報の収集が早かったという現実も・・

当初の予定よりも1時間以上オーバーして午前組の試合が終わり、以下の通りの結果となりました。

 ●Team Japan King of Molkky(グループ4):2ndラウンド進出

 ●Team Japan Human Bridge(グループ6):2ndラウンド進出

 ●Team Japan Legend(グループ8):1stラウンド敗退

日本の先陣を切って試合に臨んだ注目のKing of Molkkyは、素晴らしい内容で1stラウンドを2位通過。

会社の同僚と大会最年少モルッカー(7歳)で臨んだHuman Bridgeも、好成績で1stラウンドを3位通過。

国内組と国外組でチームを編成したLegendは、残念ながら1stラウンドで敗退。

 

午後組では残りのSakuraが試合に臨みました。

 ●Team Japan Sakura(グループ16):2ndラウンド進出

日本モルック協会の八ツ賀会長と、Team Japan全体の中井リーダーを擁するSakuraは、楽に勝たせてくる相手がいないグループで苦戦しながらも、何とか1stラウンドを通過。

結果、4チーム中の3チームがこの後行われる2ndラウンドに進出することができました。

なお、この時点で当初の予定を3時間近くオーバーしていました。

 

引き続き行われた2ndラウンドの試合形式は、1stラウンドを通過した128チームを4チームごとの32グループに分け、4チーム同時の試合を4ゲーム行う形式です(最大200点)。

4ゲーム終了時点の得点上位2チーム(計64チーム)が、翌日の決勝トーナメントに進むことになります。

結果は以下の通りとなりました。

 ●Team Japan Human Bridge2ndラウンド敗退

 ●Team Japan Sakura2ndラウンド敗退

 ●Team Japan King of Molkky2ndラウンド敗退

Human Bridgeは第1ゲームで痛恨のスリーミスがあり、その後も追いつけずに敗退。

Sakuraは第3ゲーム終了時点では2位タイと粘るも、第4ゲームで崩れて敗退。

King of Molkkyは第4ゲーム終了時で2位タイとなるも、2位通過をかけて行われたモルックアウトの末に惜しくも敗退。

残念ながら日本チームは2ndラウンドで全て敗退してしまい、翌日の決勝トーナメントには進めませんでした・・

 

全グループをまとめた、最終結果は以下の通りです。(Facebookの大会ページより)

 ●Team Japan King of Molkky79

 ●Team Japan Sakura90

 ●Team Japan Human Bridge125

 ●Team Japan Legend150

 

その後、すぐに「国別対抗戦」が開催されました。

この時点で20時を過ぎていましたが、日照時間が長いので、まだ十分明るいです。

国別対抗戦は、各国から選抜された1チーム(3名)が、その国の威信をかけて戦います。

今年は15の国・地域が参加し、11のトーナメント方式で行われました。当初の予定よりもだいぶ遅れていたので、70点の1ゲーム制になりました。

日本の初戦の相手はノルウェー。

最終局面で69点にしてしまうも、何とか最後に1を取って勝利。この時点でベスト8

準々決勝となる次の相手は、強豪エストニア。

コイントスで先行を取って優位に試合を進めるも、最後にミスが続いて敗退。

結果、日本はベスト8ということになりました。

ちなみに、優勝はフィンランド、2位はエストニア、3位は香港でした。

 

朝から夜まで試合が続いた1日ですが、この日の最後は大会主催者が企画したパーティーへ。試合会場近くの体育館で行われ、日本チームはいろいろな場面で歓迎され、盛り上がりました。