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レポート

【モルック世界大会2019@サモエンヌ(フランス)】~ TEAM JAPAN 奮闘記 1/3(8/15,16) ~

815日(Thu)

2019年の世界大会は、フランスのサモエンヌで開催されました。 

フランスとは言ってもパリやマルセイユといった大都市からは離れた、スイスとの国境付近の小さな街で、スイスのジュネーブ空港から車で1時間くらいの距離です。

日本との時差は7時間。

冬はスキーを、夏はラフティングやパラグライダーを楽しむことができる、日本でいえば軽井沢やニセコといったイメージの高原リゾートです。

日本からの選手の多くは、ジュネーブ空港を利用してサモエンヌに向かいましたが、ジュネーブ空港へは日本からの直行便はないので、ドバイ、ミュンヘン、ヘルシンキなどを経由しての現地入りになりました。

各々、航空券の予約は早めに済ましていたのですが、出発日の8/15に西日本に台風が直撃した影響で、大阪からの選手1名が搭乗予定だった飛行機が欠航になり、1日遅れて現地入りするというハプニングもありました。

 

大会前日のこの日は、午後から試合会場のコートが自由に使えたので、早めに到着した選手はさっそくモルックをレンタルし(1ユーロ)、練習を行っていました。

全部で72コートあったのですが、観覧席に近いエリアのコートは砂が多くふかふかしている一方、観覧席から遠いエリアのコートは砂が少なくて硬めの地面でした。各コートは横4m×縦11m程度の大きさで、日本での大会や練習のイメージからすると、やや狭い印象でした。

 

またこの日はオープニングセレモニーが行われました。

 

816日(Fri)

この日は午後からダブルスの試合が行われました。

試合形式は事前エントリーを行った144ペアを、9ペアずつの16のグループに分け、グループ内での総当たり形式です(各ペア8試合ずつ)。

各試合で2ゲームを行い、2勝で2pt11敗で1pt2敗で0ptとなり、ポイント数(同ポイントの場合は得点数)で順位を決定します。

30分で1つの試合(2ゲーム)を行い、4時間の間、コートを移動しながらセルフジャッジでひたすら試合を繰り返していきます。

翌日からの本戦に向けて、各国の実力やコートの状況を知ることができるいい機会となったのですが、強い日差しの中、ほぼ休みなしでの16ゲームは、体力的にはかなりきつかったです。

ただ、もともと時間に余裕がないスケジュールの上に、時間通りにコートに現れないペアも多かったようで、グループによっては全ての試合(8試合)をこなすことができず、最終順位は7試合のポイント(最大14pt)で争われました。

 

日本からの出場ペアとそれぞれの成績は以下の通りです。(Facebookの大会ページより)

●佐々木親子 7p 58

●中井・石井 7p 60

●南川・山口 7p 62位(※実際は9pであったが、集計ミスの模様)

●赤田・鈴木 7p 75

●八ツ賀夫妻 6p 79

●桑原・山根 5p 93

●松田夫妻  5p 96位(※実際は7pであったが、集計ミスの模様)

●森田・金井 5p 98

●池永・河野 5p 102

●大崎・神尾 2p 138

 

なおこの順位は、各グループ内のポイントと得点を、全ペア分トータルで並べただけのものであり、各グループの1位同士が優勝をかけて試合をする、といったことはしていません。

大会のホームページにも「ウォームアップ」と書かれていた通り、あくまでもメインは土日の本戦であり、それに向けての練習や交流の場を用意してくれたもの、という意味合いが強いようです。