日本モルック協会とは

JMAの理念

mölkky®(モルック)を使用して、老若男女障がいの有無に関係なく、皆が共に同じフィールドで、一部の地域だけでなく日本全国で楽しめるように普及することを理念としています。さらには世界のモルックプレーヤーとも楽しく遊べる機会を提供します。
JMAでは、モルックそのものがフィンランドの文化の1つと考えています。 mölkky®(モルック)は日本でも商標登録されており、フィンランドの文化をしっかりと日本に伝える責務を果たすため、JMAはTactic社製のものを正規品として使用することにしています。

※日本におけるTactic社製モルックの正規輸入総代理店はOHSサプライ合同会社です。

目標

1)世界大会の日本での誘致・開催
2)オリンピック種目へ
3)同じフィールドで子どもから大人、シルバー世代や障がい者が一緒にプレイできる環境作り

1)世界大会の日本での誘致・開催
2024モルック世界大会が北海道函館市で開催されました。世界大会の開催は、フィンランド、フランス、チェコに続き4カ国目でヨーロッパ外では初となり、15の国・地域から、643チーム(約3200人)が参加し過去最大規模で行われました。これは、日本におけるモルックプレイヤーの増加と本協会の想いが世界のモルックコミュニティーに伝わった結果です。当協会では、今後も世界大会の誘致・開催を目指しています。

2)オリンピック種目へ
障がい者スポーツとして非常に優れている点も多く、障がい者スポーツとしての普及発展を考え、JMAはボーダーレスに普及を進めています。

3)同じフィールドで子どもから大人、シルバー世代や障がい者が一緒にプレイできる環境作り
上記が達成できる頃には、近所の公園(もしかしたらモルック場があるかもしれません)で、地域コミュニケーションを活性化するツールとしてモルックがあらゆる世代や障がいの有無に関係なく、共に同じフィールドで楽しめる社会を作ることが使命と考えています。


日本モルック協会の変遷

日本モルック協会(Japan Mölkky Association/JMA)は、現在の代表理事である八ツ賀秀一が、モルックを通じて国際交流を深めることを目的に有志たちとともに創設した団体です。

2008年
ヘルシンキに在住していた八ツ賀秀一が、毎夏職場のフィンランド人とともにモルックを楽しんでいました。

2010年
ヘルシンキ在住の日本人らと5人で「Wasabi」という名のチームを組みモルック世界大会に参戦。初戦は勝ち抜けましたが2回戦で敗退。世界大会に日本人が参戦したのはこの年が初めてのことでした。世界大会は毎年8月に行われており、以降継続して毎年JMAとして参加しています。

2011年
前年の経験から定期的な練習を開始。年間を通して、ヘルシンキのモルック愛好家たちとともに、ヘルシンキカップというリーグ戦で武者修行をしました。7月にはスロバキア大会に「Team Japan」として出場し、総合4位と健闘しました。スロバキアモルック協会と親交を深めることができました。この年から八ッ賀は、日本国・日本人の代表としての意識を強め、モルックを通じて国際交流を深めることを決意しJMAを創設、それと同時にJMAはフィンランド国際モルック協会(Finnish International Mölkky Association/FIMA)初の国際メンバーの一員になりました。

2014年
初の日本大会を主催し、世界5か国からの参加がありました。以後、各種大会を継続して主催しています。

2015年
FIMA加盟国が増加し、さらにモルックが欧州を中心に広がったことを受け、世界大会・大陸大会の主催団体がFIMAから国際モルック連盟(International Mölkky Organization/IMO)に変更となりました。JMAはIMOの加盟国として、毎年世界大会の前日に行われる世界モルック会議に出席し、世界のモルックのあり方について議論しています。

2019年
IMOの理事メンバーにJMAメンバーが参加しています。

2020年
一般社団法人日本モルック協会となり、さらなる日本でのモルックの普及と様々な目標達成に向け活動を続けています。

2024年
ヨーロッパ外では初となる、2024モルック世界大会 in 函館が開催。15の国・地域から、643チーム(約3200人)が参加し過去最大規模で行われました

Philosophy of JMA

Our philosophy is to spread mölkky® so that everyone, regardless of age, gender or disability can enjoy it together, not only in partial areas but throughout Japan. We will also provide opportunities to enjoy playing with players from all over the world.

We consider mölkky® itself to be one of the Finnish cultures. JMA uses Tactic products as genuine products in order to fulfill our responsibility to convey Finnish culture.

Our goals

1. The World Championships in Japan

2. Making mölkky a Olympic sport

3. Creating environments where all generations, with or without disabilities can play together

1. The World Championships in Japan
The 2024 Mölkky World Championships were held in Hakodate City, Hokkaido. This was the first time the World Championships had been held outside Europe, following Finland, France and the Czech Republic, and it was the largest ever, with 643 teams (around 3,200 people) from 15 countries and regions taking part. This was the result of the increase in the number of Mölkky players in Japan and our effort being conveyed to the global community. Our goal is to once again host the World Championships in the future.

2. Making mölkky a Olympic sport
 Mölkky has many advantages as a sport for people with disabilities. We’re promoting mölkky by taking into consideration the spread and development as a para-sport.

3. Creating environments where all generations, with or without disabilities can play together
 We believe mölkky is a great tool for revitalizing local communication; children, adults, the elderly and people with disabilities, can enjoy it together in nearby parks (possibly in nearby mölkky fields).